使用上のご注意/保守・点検
使用上のご注意
1.正しい使用方法について
- 説明書や本体表示内容を必ずお読みの上、正しくご使用ください。
- 掲載製品は照明用です。
- 器具の改造、部品の加工や部品の追加・交換はしないでください。故障の原因となるほか感電や火災のおそれがあります。
- 付属またはオプションの部材は、掲載製品点灯用のためのものです。目的以外には使用できません。
2.LEDの光色・明るさのバラツキについて
- 白熱灯や蛍光灯などの一般光源と比較して、白色系LEDは色のバラツキが大きいのでLEDユニット内のLED個々及び同一商品でも商品ごとに発光色、明るさが異なる場合があります。
- 個々のLED、器具ごと、製品製造時期などによって光色・明るさが異なる場合があります。また、経年劣化による減衰率(状態の変化)にもバラツキがありますので、ご了承ください。
3.直下照度、配光曲線について
- 本サイト記載の直下照度・配光などの光学特性値は参考値であり、保証値ではありません。
4.発熱について
- LEDから発する光には熱線はほとんど含まれておりませんが、LED自身、および電源ユニットは発熱します。この熱を効率よく放熱させる必要があり、密閉した空間に設置した場合、LEDおよび電源の寿命に影響しますので、取扱説明書等の施工寸法をお守りください。
5.LEDの交換について
- 本サイト掲載の器具内部のLED(素子)の交換はできません。
- 器具または交換用LEDランプバーごと交換してください。
6.被照射物の退色
- LEDは紫外線を殆ど含まない光源のため、一般的に被照射物の退色は少ないと思われますが、可視光線でも退色する被照射物がありますので、その場合は低い色温度の採用、被照射物との距離・光度に配慮をお願いします。
7.音響・映像機器などへの影響
- 器具ご使用時に音響・映像機器などに影響を与える場合があります。照明器具の近くへ音響・映像機器を配置する場合は、事前確認をおすすめします。
8.その他
- 取付け、取り外しや清掃のときは、必ず電源を切ってください。感電のおそれがあります。
- 点灯中や消灯直後は非常に高温です。やけどのおそれがありますので触れないでください。
- 点灯中のLED光源を直視し続けないでください。目を傷めることがあります。
- 器具に布や紙などをかぶせたり、近づけたりしないでください。また、器具にカーテンなど燃えるものが触れないように、取付位置に充分ご注意ください。
- ライトコントロールや明暗スイッチなどの調光器と組合せできない器具があります。
- 落下防止ワイヤや落下防止チェーンなどが同梱されている器具は、必ず装着してください。
- 器具の間や穴などに、金属類を差し込まないでください。
保守点検について
1.長期間安全にご使用していただくために、取扱説明書に従い定期的に保守・点検をおこなってください。
- LEDモジュールは長寿命ですが、器具の構造は一般の照明器具と変わりません。定期的な清掃や点検は必ず実施してください。
2.寿命について
■照明器具の寿命
- 適正交換時期は、使用時間、温度、湿度など、一般的な使用条件における経年劣化により、照明器具の故障が増加し始める時期です。例えば器具の1日当たりの点灯時間が短い場合でも、使用条件によっては適正交換時期前に故障等になることもあります。また、逆に1日当たりの点灯時間が長い場合は、適正交換時期の年数は短くなります。尚、適正交換時期は、照明器具の交換が推奨される時期であり、保証期間を指すものではありません。
適正交換時期 | 8~10年 |
■LEDモジュールの寿命
- JIS C8105-3 : 2011「照明器具-第3部 : 性能要求事項通則」に基づき、LEDモジュールの寿命を推定しています。なお、これらはあくまで設計寿命であり、その寿命を保証するものではありません。
※各製品ページの寿命はLEDモジュールの寿命を指しております。
3.保守・点検の際の注意事項
- 点灯中および消灯直後は、ランプ及び器具が高温となっておりますので、手を触れないでください。火傷の原因になります。
- 取付、取外しや清掃、点検やお手入れの際は、必ず電源を切ってください。感電の原因になります。
4.保守点検
- LED照明器具には照明器具としての寿命があります。設置して8~10年経つと外観異常がなくても内部劣化が進行しています。点灯時間が増えると、照明器具の部品は熱の影響により劣化し、安全面での問題が起き易くなるだけではなく、エネルギー消費効率も低下します。従いまして、照明器具の安全、省エネのためにも、定期的な点検・交換をお願いいたします。
- 使用条件は周囲温度30℃、1日10時間点灯、年間3000時間点灯です。周囲温度が高い場合、点灯時間が長い場合などは寿命が短くなります。
- 3年に1回は工事店等の専門家による点検をお受けください。点検せずに長時間使用し続けると、まれに、発煙、発火、感電などに至る恐れがあります。
- 安全のため、すくなくとも1年に1回の点検をお奨めします。自主点検ができない場合などやむ得ない場合は、電気工事店など専門業者に定常点検を依頼する方法で、維持管理に配慮をお願いします。